SAFE-Proを活用した事業連携、推薦者の声
おかげさまで、SAFE-Proは、サービス開始以来、多くの事業者の皆様にご活用いただいています。製造事業者はもちろんのこと、試験・認証機関、保険会社などの事業者を支援する法人様等にもご利用いただいております。
そのような状況の下、NITEでは、SAFE-Proの普及啓発・利用促進、効果的な活用を進めており、協力事業者と連携しながら、製品安全を実現するための仕組み作りを進めております。具体的には、イメージ図のように、SAFE-Proをツールに協力事業者とNITEが連携して、事業者の製品リスクアセスメントを支援し、リスクが低減された(安全な)製品を市場に流通させることで、世の中の製品安全を実現したいと考えております。
そこで、NITEにご協力いただいている事業者様との事業連携・活用事例やSAFE-Proをご推薦いただける事業者様の声をWebサイトに掲載いたしました。
この事業連携・活用事例のように、ぜひNITEと事業連携して製品安全を実現するための仕組み作りをしたい、というご要望がありましたら、ページ下部の問い合わせ先までご連絡ください。また、SAFE-Proをぜひ皆様に推薦したいという事業者の方についても、ご連絡をお待ちしております。
SAFE-Proを活用した事業連携・活用事例
※事業者名をクリックすると個別ページが開きます。
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パナソニックホールディングス株式会社 プロダクト解析センター様
SAFE-Proを活用した製品リスクアセスメントの推進 -
カシオ計算機株式会社様
データ(SAFE-Pro等)とモノ(燃焼試験)のパッケージでの製品リスクアセスメント -
中小企業基盤整備機構様
SAFE-Proを活用した中小企業支援(「ジェグテック(J-GoodTech)」の活用)
SAFE-Proの機能や活用のポイント
SAFE-Proは、NITEの法令等に基づく事故調査結果から必要な情報を抽出し、自動的に表形式(「NITE-FMEA」と呼んでいます)とツリー図(「NITE-FTA」又は「NITE-FT図」と呼んでいます)に整理され、それぞれが連携して表示を切り替えることができます。
NITE-FMEAは、事故の詳細なメカニズムが一目で分かるもので、どのような部品がどのような経緯で事故に至ったかを体系的に“表形式”で整理しています。仮に調べたい製品の情報が無くても、使用している部品やストレス等の要因が同じであれば、事故発生メカニズムは同じ可能性が高いので、製品設計・開発時の参考としてご利用いただけます。
また、NITE-FTAは、事故の要因が“ツリー図”で表現されているため、どのルートのどの段階で設計上の対策を講じるべきか判断できます。事故件数が多い事象は赤字で表示されているため、抑えどころ(優先順位)がすぐにわかります。
SAFE-Proを使うことで、社外・取扱外の法令等の製品事故調査による信頼性ある事故情報を活用でき、さらに、自動的にFMEAとFTAの形に整理ができるため、製品リスクアセスメントにかかる時間・コストが大幅に削減できるというメリットがあります。
また、試験・検査時の部品の故障・影響の確認や負荷試験等の試験計画作成、不具合対応の社内基準への反映、社員への製品安全研修など様々な場面に活用できます。
最終更新年月日:2023年12月1日
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お問い合わせ
- 独立行政法人製品評価技術基盤機構 製品安全センター 製品安全支援課(SAFE関係)
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