第1回アジア・コンソーシアム会合の開催
全体概要
アジア・コンソーシアム会合の参加者
会合の様子
平成16年10月9日及び15日に、アジア地域の11か国の微生物資源や生物多様性条約に関する専門家を招いて、第1回アジア・コンソーシアム会合を開催し、「微生物資源の保存と持続可能な利用のためのアジア・コンソーシアム」(ACM)を設立しました。
- 参加国:
- カンボジア、中国、インドネシア、日本、韓国、ラオス、マレーシア、モンゴル、ミャンマー、フィリピン、タイ、ベトナム
会合の概要
1.議長及び副議長の選出
議長としてNITEの磯野理事を選出
副議長は二名とし、一人は次期開催国から選出し、もう一人はその次(次々期)の開催国から選出することとなった。
2.アジア・コンソーシアムの設立
- (1) コンソーシアムの目的
アジアにおける微生物資源の保存と持続可能な利用を高めるために、アジア諸国の政府又は公的機関の協力を促進すること。 - (2) 活動の範囲
- 微生物資源の研究開発と産業利用の促進
- 生物遺伝資源機関のネットワークを通じた協力
- 人材育成
- 意見・情報交換
- 微生物資源の保存と持続可能な利用のためにコンソーシアムの活動を広報する。
- 科学的な会議(セミナー、ワークショップ等)を開催する。
- (3) 総会
原則として年1回、いずれかのメンバー国で開催する。総会の議長は開催国の代表が務める。議長の任期は、次回総会開催まで。
3.アジアBRCネットワークタスクフォースの設立
タスクフォースで実施すべきことは、アジアBRCネットワークのニーズを分析し、ネットワークの構築方法を探求することで合意。タスクフォースに参加を希望する国は8か国(参加国:中国、インドネシア、日本、韓国、マレーシア、フィリピン、タイ、ベトナム)。
4.人材育成タスクフォースの設立
タスクフォースに参加を希望する国は10か国(参加国:中国、インドネシア、日本、韓国、マレーシア、モンゴル、ミャンマー、フィリピン、タイ、ベトナム)。
5.次回開催国
お問い合わせ
- 独立行政法人製品評価技術基盤機構 バイオテクノロジーセンター 生物多様性支援課
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