バイオテクノロジー

Kocuria rhizophila DC2201 プロテオーム解析の概要

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コクリア属細菌のうち有機溶剤耐性のある Kocuria rhizophila DC2201 (NBRC 103217)について、DC2201培地で培養し、以下の培養条件毎にプロテオーム解析を実施しました。

1. ショットガンプロテオーム解析(SDS-PAGE、LC/MS/MS

  1.  (1)有機溶剤無添加培養
  2.  (2)酢酸エチル途中(定常期)添加
  3.  (3)酢酸エチル添加培養

2.ペプチドマスフィンガープリント(二次元電気泳動、MALDI-TOFMS

  1.  (1)有機溶剤無添加培養
  2.  (2)酢酸エチル途中(定常期)添加
  3.  (3)酢酸エチル添加培養

3.N末端アミノ酸解析(二次元電気泳動、プロテインシーケンサー)

解析結果

有機溶剤無添加培養で1,122個、酢酸エチル途中(定常期)添加で988個、酢酸エチル添加培養で1,153個、総計1,352個のタンパク質が検出されました。

詳細な解析結果は、生物資源データプラットフォーム(DBRP)で公開されています。

 

本研究は新エネルギー・産業技術総合開発機構の委託事業、「微生物機能を活用した環境調和型製造基盤技術開発/微生物機能を活用した高度製造基盤技術開発/
 高性能宿主細胞創製技術の開発、微生物反応の多様化・高機能化技術の開発(発現タンパク質解析による微生物機能利用のための技術基盤の研究開発)」で行われたものです。

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