当本部客員調査員の財満英一氏がIEC「トーマス・エジソン賞」を受賞しました！

　国際評価技術本部 客員調査員の財満英一氏（本務先：一般財団法人 電力中央研究所）が国際電気標準会議（IEC）の「トーマス・エジソン賞」を受賞しました。本賞は、IECに国際議長や国際幹事として参画し、専門委員会などの運営や国際規格の策定等において、顕著な成果・貢献が認められた個人を表彰するものです。
　財満氏は、UHV（Ultra High Voltage：超々高電圧）交流送電システムのIEC規格開発を行う技術専門委員会「TC122」の設立への貢献や、当該委員会で4つの作業グループ（WG）を新たに設置し、8つの国際規格の発行に携わるなどのTC122の発展への尽力が評価され、今回の受賞に至りました。
　わが国の関係者が、IECの各種委員会等の場において、日本が強みを有する「UHV交流送電システム」の国際標準化に関する議論を主導したことにより、各国への技術的貢献、本分野での日本企業の国際競争力の向上につながると期待されます。