NBRCニュース 第92号

今号の内容
1.
新たにご利用可能となった微生物株
酵母では、ヒトの皮膚に常在し、皮膚感染症の一種である癜風(でんぷう)の原因菌として知られるMalassezia furfurのNeotype株(※)、NBRC 115868を公開しました。細菌では、酢酸生成菌(Acetogen)に関する研究でよく利用されているMoorella thermoacetica NBRC 117001 (= DSM 521) を公開しました。
※ 分類学的基準株(Type株)が存在しない場合に指定される代替のType株
【新たに分譲を開始した微生物資源】
https://www.nite.go.jp/nbrc/cultures/nbrc/new_strain/new_dna.html
◆RD株
堆肥から分離された好熱性糸状菌34株と、ヒトの皮膚から分離された皮膚常在菌29株の提供を新たに開始いたしました。
【新たに提供を開始したRD株】
https://www.nite.go.jp/nbrc/cultures/rd/new_rd.html
【提供可能なRD株リスト】
https://www.nite.go.jp/nbrc/cultures/rd/available_rd_list.html
2.
微生物の培養法(23)
Malassezia属菌の実践ガイド
~培養から長期保存までの取り扱いポイント~
(柴山 洋翔)
Malassezia属菌はヒトや動物の皮膚常在酵母です。増殖に脂質を要求することや、乾燥に弱い、増殖が遅いなど、一般的な酵母と異なる性質があるため、培養には少しコツが必要です。本稿では、NBRCが保有するMalassezia属菌で分譲依頼がもっとも多いMalassezia restricta NBRC 103918とMalassezia globosa NBRC 115785について、培養のコツをご紹介します。NBRCニュース20号でもMalassezia属菌の培地作製法について紹介していますので、併せてご参照ください。
◇ 継代培養
M. restricta NBRC 103918とM. globosa NBRC 115785は、斜面培地で培養した培養物を分譲しています。新しい培地に植え継いだが生育しないとのお問い合わせをいただくことがありますが、解決のポイントは、①培地の保湿、②接種菌量を多めにすることです。
1)培地はLNA培地(No. 1390)、MLNA培地(No. 1004)、クロモアガーマラセチア培地(関東化学)などを用います。作製後に時間が経って乾燥しているものではなく、水分を含んでいる新しいものを使ってください。斜面培地を用いる場合、YM液体培地(No. 703)を斜面培地の下部に少量溜まる程度加えて培養することで、培地表面の湿度が高く維持され、良好な増殖を示します。
2)培養株の菌体をループでかき取り、新しい培地に接種します。Malassezia属菌は一般的な酵母菌と比較して増殖が遅いため、植え継ぎ時の接種菌量は多い方が望ましいです。平板培地に接種する場合、面積あたりの接種量を増やすため、あまり塗り広げないようにします。MLNA培地(No. 1004)を用いる場合は、培地上でオリーブオイルと菌体を混ぜ合わせます。MLNA培地(No. 1004)の作製方法はNBRCニュース20号をご参照ください。
3)至適温度で培養します。試験管で培養する場合はポリ袋に入れ、平板培養の場合はシャーレにパラフィルムを巻くことで、培地の乾燥を防止することができます。
【納品された斜面培養株の保管温度について】
菌株受領後、直ちに新しい培地に接種することが難しい場合は、室温または指定培養温度で保管してください。菌が弱る場合があるため、冷蔵では保管しないでください。

図1. 継代培養
◇ 凍結保存
凍結保存方法は一般の酵母と同様です。
【参考】NBRCニュース7号 「酵母の凍結保存法」
1)寒天培地上のコロニーをループ等で小豆粒程度かき取り、10%のグリセロール水溶液1 mlが入った2 ml容の凍結保存用チューブに入れ懸濁します。
2)-80℃のフリーザーに入れて凍結します。
ポイント:グリセロール水溶液に懸濁する際、濃厚な菌懸濁液を作製することで復元時の増殖が良好になります。

図2. 凍結保存
◇ 凍結標品の復元
1)凍結標品を融解後、菌懸濁液を斜面培地に接種します。培地の保湿のため、斜面培地の下部に液が少し溜まる程度の量を接種します。接種後、試験管を傾けて液を培地表面の全面に行き渡らせます。MLNA培地(No. 1004)の場合、斜面培地の表面にまずオリーブオイルを滴下してから懸濁液を接種し、懸濁液とオリーブオイルをよく混ぜます。
2)至適温度で培養します。培養開始後も1日1回程度、試験管を傾けて培地下部に溜まっている液を培地全面に行き渡らせると良好な増殖を示す場合があります。その際、菌体が培地上に定着するように調整してください。試験管を傾けた状態を保持して培養する必要はありません。
ポイント:LNA培地(オリーブオイル不使用)を復元用培地に用い、培養1週間後に十分な菌の生育が確認できない場合は、培地表面にオリーブオイルを添加し、菌体と混ぜることで、良好な増殖を示す場合があります(とくにM. globosa NBRC 115785)。 平板培地へ接種する場合、コンラージ棒等で菌懸濁液を塗り広げず、滴下した状態で静置してください。また、培地の乾燥防止のため、シャーレにパラフィルムを巻いてください。培養初期は培地が乾燥すると生育が悪い場合があります。

図3. 凍結標品の復元
NITEは本年4月に開幕する大阪・関西万博の日本政府館において、微生物の働きによる「循環」をテーマにした展示協力を行います。
日本政府館は、「いのちと、いのちの、あいだに」をテーマに、「Plant Area(プラントエリア)」、「Farm Area(ファームエリア)」、「Factory Area(ファクトリーエリア)」の3つのエリアで構成されます。来場者は、円環状の館内を一周することで、「ごみ」から「水」、「水」から「素材」、「素材」から「もの」の循環の過程をインスタレーションで追体験することができます。
NITEは「Plant Area(プラントエリア)」、「Farm Area(ファームエリア)」において、微生物の働きによる資源循環に関する展示・演出協力を行います。「Plant Area(プラントエリア)」の展示では、微生物の力により、生ごみ等が分解され、他の生物に必要な水、CO2、養分(リン・窒素)、電気や熱などが生成される過程を株式会社メディコム・トイの「BE@RBRICK(以下、ベアブリック)」(世界中で人気のクマ型フィギュア)を通してわかりやすく紹介します。また、「Farm Area(ファームエリア)」の展示では、ベアブリックに扮した水、CO2、養分(リン・窒素)、電気や熱が微生物の働きにより私たちの生活を支える製品へと生まれ変わるプロセスを紹介します。
微生物が地球上のさまざまな場所において、生ごみ等の有機物を分解し、栄養素などの利用可能な資源に戻す役割を担うことで、自然界の物質循環が保たれています。また、微生物は分解するだけでなく、医薬品、燃料、プラスチック、繊維など、様々な製品を作り出す役割も持っており、我々のくらしを支えています。 これらの展示を通じて、我々のくらしにおける微生物の重要な役割を伝えることで、来場者の皆さまに、持続可能な経済社会の実現に向けた、バイオものづくりの可能性を考えていただく機会を提供します。
ぜひ、日本政府館に足を運んで、未来を切り拓く微生物の力を体感してください!
【大阪・関西万博パンフレット】
https://www.expo2025.or.jp/news/news-20240809-02/
凍結保存方法は一般の酵母と同様です。
【参考】NBRCニュース7号 「酵母の凍結保存法」
1)寒天培地上のコロニーをループ等で小豆粒程度かき取り、10%のグリセロール水溶液1 mlが入った2 ml容の凍結保存用チューブに入れ懸濁します。
2)-80℃のフリーザーに入れて凍結します。
ポイント:グリセロール水溶液に懸濁する際、濃厚な菌懸濁液を作製することで復元時の増殖が良好になります。

図2. 凍結保存
1)凍結標品を融解後、菌懸濁液を斜面培地に接種します。培地の保湿のため、斜面培地の下部に液が少し溜まる程度の量を接種します。接種後、試験管を傾けて液を培地表面の全面に行き渡らせます。MLNA培地(No. 1004)の場合、斜面培地の表面にまずオリーブオイルを滴下してから懸濁液を接種し、懸濁液とオリーブオイルをよく混ぜます。
2)至適温度で培養します。培養開始後も1日1回程度、試験管を傾けて培地下部に溜まっている液を培地全面に行き渡らせると良好な増殖を示す場合があります。その際、菌体が培地上に定着するように調整してください。試験管を傾けた状態を保持して培養する必要はありません。
ポイント:LNA培地(オリーブオイル不使用)を復元用培地に用い、培養1週間後に十分な菌の生育が確認できない場合は、培地表面にオリーブオイルを添加し、菌体と混ぜることで、良好な増殖を示す場合があります(とくにM. globosa NBRC 115785)。 平板培地へ接種する場合、コンラージ棒等で菌懸濁液を塗り広げず、滴下した状態で静置してください。また、培地の乾燥防止のため、シャーレにパラフィルムを巻いてください。培養初期は培地が乾燥すると生育が悪い場合があります。

図3. 凍結標品の復元
3.
2025年大阪・関西万博日本政府館の展示に協力
~微生物が切り拓く未来を感じてみませんか~
(河本 未希)
NITEは本年4月に開幕する大阪・関西万博の日本政府館において、微生物の働きによる「循環」をテーマにした展示協力を行います。
日本政府館は、「いのちと、いのちの、あいだに」をテーマに、「Plant Area(プラントエリア)」、「Farm Area(ファームエリア)」、「Factory Area(ファクトリーエリア)」の3つのエリアで構成されます。来場者は、円環状の館内を一周することで、「ごみ」から「水」、「水」から「素材」、「素材」から「もの」の循環の過程をインスタレーションで追体験することができます。

NITEは「Plant Area(プラントエリア)」、「Farm Area(ファームエリア)」において、微生物の働きによる資源循環に関する展示・演出協力を行います。「Plant Area(プラントエリア)」の展示では、微生物の力により、生ごみ等が分解され、他の生物に必要な水、CO2、養分(リン・窒素)、電気や熱などが生成される過程を株式会社メディコム・トイの「BE@RBRICK(以下、ベアブリック)」(世界中で人気のクマ型フィギュア)を通してわかりやすく紹介します。また、「Farm Area(ファームエリア)」の展示では、ベアブリックに扮した水、CO2、養分(リン・窒素)、電気や熱が微生物の働きにより私たちの生活を支える製品へと生まれ変わるプロセスを紹介します。
微生物が地球上のさまざまな場所において、生ごみ等の有機物を分解し、栄養素などの利用可能な資源に戻す役割を担うことで、自然界の物質循環が保たれています。また、微生物は分解するだけでなく、医薬品、燃料、プラスチック、繊維など、様々な製品を作り出す役割も持っており、我々のくらしを支えています。 これらの展示を通じて、我々のくらしにおける微生物の重要な役割を伝えることで、来場者の皆さまに、持続可能な経済社会の実現に向けた、バイオものづくりの可能性を考えていただく機会を提供します。
ぜひ、日本政府館に足を運んで、未来を切り拓く微生物の力を体感してください!
【大阪・関西万博パンフレット】
https://www.expo2025.or.jp/news/news-20240809-02/
4.
手数料改定のお知らせ
NBRCでは、「独立行政法人の事務・事業の見直しの基本方針(平成22年12月7日閣議決定)(※)」に基づき受益と負担の適正化を考慮し、実費を勘案した手数料を利用者の皆様にご負担いただいております。この度、直近の実費に基づき見直しを行い、2025年4月1日から手数料を改定いたしますのでお知らせいたします。
新しい手数料額の詳細は、以下の【手数料改定のお知らせ】をご確認ください。今後もサービスの継続とさらなる品質向上に努めてまいりますので、何卒ご理解を賜りますようお願い申し上げます。
【2025年4月1日から手数料を改定する業務(証明書の発行等関連する業務を含みます)】
・NBRC株の分譲
・RD株の提供
・NBRC微生物カクテルの提供
・継続保管
・特許微生物寄託
【手数料改定のお知らせ】
https://www.nite.go.jp/nbrc/cultures/information/amendment_of_fee_FY2024.html
https://www.nite.go.jp/nbrc/patent/information/change-charge2024_00002.html
※「独立行政法人の事務・事業の見直しの基本方針(平成22年12月7日閣議決定)」において、「特定の者が検査料、授業料、利用料、配布価格、技術指導料等を負担して実施する事業については、受益者の負担を適正なものとする観点から、その負担の考え方を整理し、これに基づき、国民生活への影響に配慮しつつ検査料等の見直しを行う。」とされております。
新しい手数料額の詳細は、以下の【手数料改定のお知らせ】をご確認ください。今後もサービスの継続とさらなる品質向上に努めてまいりますので、何卒ご理解を賜りますようお願い申し上げます。
【2025年4月1日から手数料を改定する業務(証明書の発行等関連する業務を含みます)】
・NBRC株の分譲
・RD株の提供
・NBRC微生物カクテルの提供
・継続保管
・特許微生物寄託
【手数料改定のお知らせ】
https://www.nite.go.jp/nbrc/cultures/information/amendment_of_fee_FY2024.html
https://www.nite.go.jp/nbrc/patent/information/change-charge2024_00002.html
※「独立行政法人の事務・事業の見直しの基本方針(平成22年12月7日閣議決定)」において、「特定の者が検査料、授業料、利用料、配布価格、技術指導料等を負担して実施する事業については、受益者の負担を適正なものとする観点から、その負担の考え方を整理し、これに基づき、国民生活への影響に配慮しつつ検査料等の見直しを行う。」とされております。
5.
DBRP(生物資源データプラットフォーム)
~更新情報のお知らせ~
■「不適切な輸送を想定した温度変化が動物がん細胞株の凍結融解後の生存率と細胞増殖に与える悪影響の検証」データの公開
輸送中の不適切な温度変化が動物がん細胞株の凍結融解後の生存率と細胞増殖に与える悪影響についての解析情報3件、実験情報1件、プロジェクト情報1件をDBRP上で公開しました(2025年1月29日)。
動物がん細胞株が、輸送中の温度変化にどのような悪影響を受けるのか、細胞株の種類によって受ける影響に違いがあるかについて、これまで具体的なデータが存在しませんでした。そこで、学術的によく用いられているがん細胞株(CHO-K1、COS-1、HeLa、HepG2、HL-60、Jurkat、MCF7、MDCK、293T)について、輸送中の温度変化と細胞凍結融解後の生存率や細胞増殖に対する影響について検証し、まとめたデータを公開しました。ご興味のある方は、是非一度ご覧ください。
本検証は、特許庁委託事業 「特許微生物寄託等業務」 による成果です。
【今回追加された検証データの情報ページ】
https://www.nite.go.jp/nbrc/dbrp/dataview?dataId=PROJ0000500000002
■しずおか有用微生物ライブラリーの微生物のデータ追加
DBRPにて公開している静岡県の「しずおか有用微生物ライブラリー」コレクションに、乳酸菌2株のデータを追加しました(2025年1月29日)。
これらの株は、ビール製造に利用されたことがあり、静岡県内で生産、製造を行う方を対象に分譲されています。ご興味のある方は、こちらでお申し込み先、ご利用条件などご確認ください。
・Lactiplantibacillus plantarum TIG-0372
・Lactiplantibacillus plantarum SUG-0126
【しずおか有用微生物ライブラリー】
https://www.nite.go.jp/nbrc/dbrp/dataview?dataId=COLL0000200000001
【Lactiplantibacillus plantarum TIG-0372】
https://www.nite.go.jp/nbrc/dbrp/dataview?dataId=STSP0000200000372
【Lactiplantibacillus plantarum SUG-0126】
https://www.nite.go.jp/nbrc/dbrp/dataview?dataId=STSP0000400000126
輸送中の不適切な温度変化が動物がん細胞株の凍結融解後の生存率と細胞増殖に与える悪影響についての解析情報3件、実験情報1件、プロジェクト情報1件をDBRP上で公開しました(2025年1月29日)。
動物がん細胞株が、輸送中の温度変化にどのような悪影響を受けるのか、細胞株の種類によって受ける影響に違いがあるかについて、これまで具体的なデータが存在しませんでした。そこで、学術的によく用いられているがん細胞株(CHO-K1、COS-1、HeLa、HepG2、HL-60、Jurkat、MCF7、MDCK、293T)について、輸送中の温度変化と細胞凍結融解後の生存率や細胞増殖に対する影響について検証し、まとめたデータを公開しました。ご興味のある方は、是非一度ご覧ください。
本検証は、特許庁委託事業 「特許微生物寄託等業務」 による成果です。
【今回追加された検証データの情報ページ】
https://www.nite.go.jp/nbrc/dbrp/dataview?dataId=PROJ0000500000002
■しずおか有用微生物ライブラリーの微生物のデータ追加
DBRPにて公開している静岡県の「しずおか有用微生物ライブラリー」コレクションに、乳酸菌2株のデータを追加しました(2025年1月29日)。
これらの株は、ビール製造に利用されたことがあり、静岡県内で生産、製造を行う方を対象に分譲されています。ご興味のある方は、こちらでお申し込み先、ご利用条件などご確認ください。
・Lactiplantibacillus plantarum TIG-0372
・Lactiplantibacillus plantarum SUG-0126
【しずおか有用微生物ライブラリー】
https://www.nite.go.jp/nbrc/dbrp/dataview?dataId=COLL0000200000001
【Lactiplantibacillus plantarum TIG-0372】
https://www.nite.go.jp/nbrc/dbrp/dataview?dataId=STSP0000200000372
【Lactiplantibacillus plantarum SUG-0126】
https://www.nite.go.jp/nbrc/dbrp/dataview?dataId=STSP0000400000126
6.
「微生物有害情報リスト(真菌)」リニューアルの予定
(2025年度前半に公開予定)
微生物有害情報データベース(M-RINDA)において、細菌/真菌の危険度分類や法規制情報を一元化した「微生物有害情報リスト」を公開しています。本リストの「真菌リスト」について、ユーザーの皆様の利便性、操作性向上を目的としたリニューアルを2025年度前半に予定しております。
リニューアル後も皆様のお役に立つ情報の提供や、内容の充実に努めてまいりますので、今後ともよろしくお願い申し上げます。
■主なリニューアル内容
(1)レイアウトを一新
より使いやすく、より分かりやすくなるように、真菌リストのExcelファイルのレイアウト、情報の記載方法などを一新いたします。
(2)現行名や異名の情報をまとめて表示する機能(フィルタ)を設定
Excelのフィルタ機能を用いて、微生物の現行名や異名の情報をまとめて表示することが可能になります。これにより、それぞれの学名に対して、個々の出典資料で指定されている法令やBSL分類等の情報を一目で確認することができます。
※リニューアル後のリストはこれまでと情報の記載方法が異なる部分がございますので、リニューアル時にヘルプページも更新いたします。
【微生物有害情報リスト】
https://www.nite.go.jp/nbrc/mrinda/list/
リニューアル後も皆様のお役に立つ情報の提供や、内容の充実に努めてまいりますので、今後ともよろしくお願い申し上げます。
■主なリニューアル内容
(1)レイアウトを一新
より使いやすく、より分かりやすくなるように、真菌リストのExcelファイルのレイアウト、情報の記載方法などを一新いたします。
(2)現行名や異名の情報をまとめて表示する機能(フィルタ)を設定
Excelのフィルタ機能を用いて、微生物の現行名や異名の情報をまとめて表示することが可能になります。これにより、それぞれの学名に対して、個々の出典資料で指定されている法令やBSL分類等の情報を一目で確認することができます。
※リニューアル後のリストはこれまでと情報の記載方法が異なる部分がございますので、リニューアル時にヘルプページも更新いたします。
【微生物有害情報リスト】
https://www.nite.go.jp/nbrc/mrinda/list/
7.
NBRCが展示、発表等を行うイベントについて
以下は、NITEも参画しているバイオコミュニティ関西(BiocK)、Greater Tokyo Biocommunity(GTB)等のバイオコミュニティによる組織委員会の主催により、大阪・関西万博が開催される2025年を契機に開催される国際シンポジウムです。貴重な学びやネットワークの機会を提供する場ですので、ぜひご参加ください。
Bioeconomy Hub Japan 2025
バイオによるイノベーションがプラネタリーヘルスをどう実現するか
日時:2025年4月17日(木)~18日(金)
会場:ハービスホール(大阪府大阪市北区梅田2-5-25 ハービスOSAKA B2F)
URL:https://bioeconomy-hub-japan.com/index.html
Bioeconomy Hub Japan 2025
バイオによるイノベーションがプラネタリーヘルスをどう実現するか
日時:2025年4月17日(木)~18日(金)
会場:ハービスホール(大阪府大阪市北区梅田2-5-25 ハービスOSAKA B2F)
URL:https://bioeconomy-hub-japan.com/index.html
編集後記
もうすぐ大阪・関西万博が始まりますね。失礼ながら、当初は赤と青のあの子に怖さを感じていましたが、最近は何だか愛らしく思えてきました。個人的にぬいぐるみグッズの立体感と毛並みが推しポイントです。NITEは日本政府館にて、微生物の働きによる「循環」をテーマにした展示協力を行っています。万博にお越しの際はぜひお立ち寄りください。(YM)
もうすぐ大阪・関西万博が始まりますね。失礼ながら、当初は赤と青のあの子に怖さを感じていましたが、最近は何だか愛らしく思えてきました。個人的にぬいぐるみグッズの立体感と毛並みが推しポイントです。NITEは日本政府館にて、微生物の働きによる「循環」をテーマにした展示協力を行っています。万博にお越しの際はぜひお立ち寄りください。(YM)
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・NBRCニュースは配信登録いただいたメールアドレスにお送りしております。万が一間違えて配信されておりましたら、お手数ですが、以下のアドレスにご連絡ください。
・ご質問、転載のご要望など、NBRCニュースについてのお問い合わせは、以下のアドレスにご連絡ください。
・掲載内容を許可なく複製・転載することを禁止します。
・NBRCニュースは偶数月の1日(休日の場合はその前後)に配信します。次号(第93号)は2025年6月初旬の配信を予定しています。
編集・発行
独立行政法人製品評価技術基盤機構(NITE)バイオテクノロジーセンター(NBRC)
NBRCニュース編集局(nbrcnews【@】nite.go.jp)
(メールを送信される際は@前後の【】を取ってご利用ください)
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独立行政法人製品評価技術基盤機構 バイオテクノロジーセンター
生物資源利用促進課
(お問い合わせはできる限りお問い合わせフォームにてお願いします) -
TEL:0438-20-5763
住所:〒292-0818 千葉県木更津市かずさ鎌足2-5-8 地図
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