バイオテクノロジー

安全保管

概要

安全保管は、生物遺伝資源の保管に係るコストや災害などによる消失のリスクを軽減することを目的としたサービスです。安全保管は、箱単位(1箱100本まで)又は機器専有でお預かりし、ディープフリーザー(-80℃)、液体窒素タンク(気相、約-170℃)又は冷蔵庫(4℃)(機器専有のみ)で保管します。箱単位で保管された場合、寄託者(安全保管を依頼した方)自身への分与が可能です(有償)。機器専有で保管された場合、寄託者自身による保管標品の追加や引き出しが可能です(有償)。海外からの安全保管の申込みは受け付けておりません。


【フロー図拡大】【PDF:151KB】

【ご相談・お申し込み先】
独立行政法人製品評価技術基盤機構
バイオテクノロジーセンター(NBRC)
生物資源利用促進課
[email protected]

保管の対象

保管できるものは、微生物(細菌、真菌、古細菌、バクテリオファージ及び微細藻類(真核生物に属するもの))、コンソーシア(複数の微生物又は原生生物のいずれか、又は両方から構成されるもの)、植物細胞、動物細胞、組換え体、DNA及び生物遺伝資源の分離源(土壌、水等)です。お預かりする生物遺伝資源の学名申告は不要ですが、動物細胞の場合は細胞の由来をお知らせください。

保管できないもの

保管できる標品形態

凍結標品、凍結乾燥標品又はL-乾燥標品となります。試験管やシャーレ等で培養した形態ではお預かりしておりません。箱単位、機器専有の両方とも、保管用の箱に入れた状態でお預けください。保管用の箱は 材質が保管する温度に対応しているものをご使用ください。

保管できる標品形態
保管単位 保管方法 標品のサイズ 保管箱のサイズ
(外形寸法、mm)
箱単位 ディープフリーザー
(-80℃)
箱に入るサイズ 縦130-150×横130-150×高さ50-80
液体窒素タンク
(気相、約-170℃)
箱に入るサイズ 縦130-150×横130-150×高さ55
機器専有 ディープフリーザー
(-80℃)
箱に入るサイズ 縦130-150×横130-150×高さ50-80
液体窒素タンク
(気相、約-170℃)
箱に入るサイズ 縦130-150×横130-150×高さ55
冷蔵庫
(4℃)
箱に入るサイズ

縦130-150×横130-150×高さ50-80
上記目安から大きく異なる場合はご相談ください。

保管年数

保管期間は年度単位で1年間となります。ご希望により1年毎の継続が可能です(有償)。

寄託者への分与(有償)

箱単位の保管では、寄託者(安全保管を依頼した方)からの依頼により、保管標品の一部を寄託者に箱単位で分与することができます。

標品の追加・引出(有償)

機器専有の保管では、寄託者自らにより標品を持ち込んで追加したり、引き出すことが可能です(NITE職員が立ち会います) 。

保管終了の手続

保管を終了する場合は、バックアップ(安全保管)依頼書(終了・途中解約)にてご依頼ください。

箱単位の場合
 終了・途中解約時の保管資源の処置は、「返還」「廃棄」 どちらかを選択してください。
 返還の発送方法は、「常温」「冷凍」どちらかを選択してください。
 ※遺伝子組換え体の場合は、返還のみとさせていただきます。
機器専有の場合
 寄託者自ら全ての保管標品の搬出をお願いいたします(NITE職員が立ち会います)。

手数料

初年度は依頼手数料+月割りの保管手数料をお支払いいただきます。継続の場合は年間の保管手数料のみお支払いいただくことなります。
毎年手数料の見直しをしておりますので、最新の手数料をご確認ください。

最新の手数料が確認できるページ

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安全保管に関連する書類

安全保管に関する同意書は、以下のページよりダウンロードの上ご使用ください。

様式・手引きのダウンロード

最終更新日

2023年2月1日

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お問い合わせ

独立行政法人製品評価技術基盤機構 バイオテクノロジーセンター  生物資源利用促進課
(お問い合わせはできる限りお問い合わせフォームにてお願いします)
TEL:0438-20-5763
住所:〒292-0818 千葉県木更津市かずさ鎌足2-5-8 地図
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