製品安全

さらば蛍光灯、ようこそLED
~でもランプ交換 ミスると事故に~

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本件の概要

発表日:
令和7年3月27日(木曜日)
発表資料:
さらば蛍光灯、ようこそLED
~でもランプ交換 ミスると事故に~
資料の概要:

 独立行政法人製品評価技術基盤機構[NITE(ナイト)、理事長:長谷川 史彦、本所:東京都渋谷区西原]は、蛍光灯をLED照明に変更する際に「不適切なランプ交換による事故」に遭わないように注意喚起を行います。
 
 2023年11月に開催された「水銀に関する水俣条約第5回締約国会議」において、水銀による環境の汚染※1を防止するため、2027年末までに全ての一般照明用蛍光ランプについての製造・輸出入の禁止が決定されました。2024年10月末時点での既設照明のLED化率は約6割で、LED照明に変更する動きが活発化しています。
 
 蛍光灯をLED照明に変更するには、「照明器具ごと交換する方法」と「既設の照明器具のまま蛍光ランプをLEDランプに交換する方法」の2種類の方法がありますが、後者の場合に不適切なランプ交換による事故※2がNITEに報告されています。もし自分でランプだけを交換をする場合は必ず以下の3つのポイントを守ってください。
 
 照明のLED化を安全・計画的に進め、快適な暮らしにつなげましょう。 
 
■「不適切なランプ交換による事故」を防ぐための3つのポイント
①蛍光灯器具の点灯方式に応じたLEDランプを選定する。
②LEDランプのパッケージや取扱説明書に記載されている注意事項を守って作業する。
③ランプ交換後、異常がないか確認をする。

【本資料中での定義】
○「ランプ」:実際に光を発する光源のこと。(蛍光ランプ/LEDランプ)
○「照明器具」:ランプを取り付けて電力を供給する機能を持つ装置全体のこと。(蛍光灯器具/LED照明器具)
 
(※)本資料中の全ての画像は再現イメージであり、実際の事故とは関係ありません。
(※1) 蛍光ランプの製造・輸出入の禁止、水銀による環境の汚染についての詳細は別紙1をご参照ください。
(※2)本資料では直管と環形の蛍光ランプを対象の製品とします。また、事故原因の特定までには至っていないが、不適切なランプ交換を行ったことが要因の1つとして推定される事故も含みます。

 

発表資料

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独立行政法人製品評価技術基盤機構 製品安全センター  製品安全広報課
TEL:06-6612-2066  FAX:06-6612-1617
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