化学物質管理分野長期ビジョン2030

趣旨

　本ビジョンは、来る2030年を想定し、今後の化学物質管理センターの使命とその実現に向け必要な取組を明らかにするため、改めて策定いたしました。

　化学物質管理センターは、この長期ビジョンを念頭に、今後の活動に取り組みます。

解説

　本ビジョンの各々の文言については以下に示すような主旨で作成しました。

・「化学物質のライフサイクルに応じた管理を視野」とは・・・
　化学物質の製造から廃棄までの一連のライフサイクルにおける化学物質管理全体を常に俯瞰的に注視しながら化学物質のリスク管理に貢献する姿勢を示しています。

・「国際社会の変化に柔軟に対応しつつ、新たな評価技術を駆使」とは・・・
　グローバル化した社会に対してNITEの能力を柔軟に発揮し、有害性評価や暴露評価、リスク-ベネフィット評価等における新たな評価技術を駆使していきます。

・「価値ある情報を発信」とは・・・
　行政への政策提言や企業での適正管理に資するための情報等、付加価値のある情報を作成し、発信していきます。

・「リスクガバナンスの形成と持続的成長に貢献」とは・・・
　安全の確保と経済の発展の両立が求められる中、効率的かつ効果的な化学物質管理を実施するためのリスクガバナンスの形成を通じ、我が国の持続的な経済、産業等、社会の成長に貢献していきます。