化学物質管理

宇部興産株式会社 宇部本社 における代表的な事例(平成22-23年度)

宇部興産株式会社 宇部本社 における代表的な事例

<平成22-23年度に実施した代表的なリスクコミュニケーション活動事例>
名称 第9回身近な環境問題について化学企業と対話する会(宇部地区RC対話集会)
実施日時 2012年2月4日(土)13時00分~16時30分 (準備開始:2011年9月頃)
目的 地域住民の皆さまと相互理解を深め、信頼関係を築くため。
場所 会員企業の事業所内
実施主体 事業者団体(日本化学工業協会RC委員会宇部地区会員企業)
規模・参加者構成
近隣住民(自治会、町内会など) 6人
市民団体(NPO、NGOなど) 10人
近隣の事業者 6人
自治体職員 2人
傍聴者 18人
自社(当該事業所と他事業所の合計) 7人
議員、大学の先生、大学生、日化協 13人
総数 62人
実施内容
会社・事業所紹介+事業所の環境活動報告+事業所の災害対策 5分
工場見学 60分
質疑応答・意見交換会 120分
社外協力者の講演(宇部市の講演、環境NPO及び学識経験者による基調説明) 15分
専門家の講評(日化協司会者、環境NPO) 10分
合計 210分
環境活動報告内容
  • 化学物質の排出量(PRTR制度など)
  • 化学物質のリスクに関する情報
  • 化学物質の管理に関する法律の遵守状況(大防法、消防法、毒劇法など)
  • 騒音
  • 臭気
  • 敷地内の植栽や緑化
  • 排水処理
  • 地震、災害対策 :
    設備への対策
  • 温暖化対策や省エネ対策
  • 廃棄物対策
  • PCB処理、ISO等の取得、苦情件数
参加者からの質疑
  • 化学物質の排出量(PRTR制度など)について
  • 化学物質のリスクに関する情報について
  • 化学物質の管理に関する法律の遵守状況(大防法、消防法、毒劇法など)について
  • 臭気について
  • 排水処理について
  • 廃棄物対策について
  • PCB処理、ISO等の取得、苦情件数について
特徴的な取組
開催案内の方法
  • 自治会長への連絡
  • 近隣事業者への案内
  • 事業者団体への案内
  • 市民側参加者へはNPO“うべ環境コミュニティ”より案内依頼
プレゼン資料の作成方法
  • 既存資料の抜粋
  • 発表当日専用に集計加工
当日参加者への準備したもの
  • 会社概要・環境報告書
  • 発表原稿のハンドアウト(印刷物)
  • 飲み物
  • お土産
リスクコミュニケーション活動の公表状況
  • ホームページや環境報告書などで公表
  • 地元新聞社の取材と記事掲載
リスクコミュニケーション活動を継続する
理由・効果
継続開催により、地元住民の方に安全、安心を伝え、企業の信頼を得、事業を継続できるようにするとともに、何かの時にサポーターとなってもらうようにする。
<事業者情報>
会社情報 http://www.ube-ind.co.jp/
環境報告書等の情報 http://www.ube-ind.co.jp/japanese/eco/csr_report.htm
所在地 山口県宇部市
立地 コンビナート、住宅隣接地域
主たる業種 化学工業
主たる製品 カプロラクタム
規模(従業員数)* 1,893人
届出物質数* 60
排出移動上位3物質*
番号 物質名 全排出・移動(kg/年)
全排出 全移動 合計
大気 水域 土壌 埋立 下水 廃棄
300 トルエン 26,000 16,000 0 0 42,000 0 220,000 220,000 262,000
213 N,N-ジメチルアセトアミド 57,000 0 0 0 57,000 0 120,000 120,000 177,000
76 イプシロン-カプロラクタム 0 80,000 0 0 80,000 0 63,000 63,000 143,000
合計 83,000 96,000 0 0 179,000 0 403,000 403,000 582,000

*平成22年度PRTRデータ(平成24年3月公表時)

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