化学物質管理

JX日鉱日石エネルギー株式会社 川崎製造所 における代表的な事例(平成22-23年度)

JX日鉱日石エネルギー株式会社 川崎製造所 における代表的な事例

<平成22-23年度に実施した代表的なリスクコミュニケーション活動事例>
名称 近隣町内会工場見学・懇談会
実施日時 2011年12月5日(月)13時30分~16時35分 (準備開始:2011年10月頃)
目的 地域住民に環境、安全に関する活動を報告し、共通認識を得ることで信頼関係を築く。
場所 当該事業所内
実施主体 当該事業所
規模・参加者構成
近隣住民(自治会、町内会など) 27人
自社(当該事業所と他事業所の合計) 11人
総数 38人
実施内容
事業所の環境活動報告 15分
事業所の災害対策 15分
工場見学 60分
質疑応答・意見交換会 30分
合計 120分
環境活動報告内容
  • 化学物質の排出量(PRTR制度など)
  • 化学物質の管理に関する法律の遵守状況(大防法、毒劇法など)
  • 地震、災害対策 :
    被害の想定範囲・規模、住民への連絡体制、設備への対策
  • 温暖化対策や省エネ対策
  • 廃棄物対策
参加者からの質疑
  • 化学物質の排出量(PRTR制度など)について
  • 化学物質の管理に関する法律の遵守状況(大防法、毒劇法など)について
  • 臭気について
  • 地震、災害対策について
  • 廃棄物対策について
  • 荷卸、工事車両などの交通マナーについて
特徴的な取組
開催案内の方法 自治会長への連絡
プレゼン資料の作成方法
  • 既存資料の抜粋
  • 地域住民の知りたいと思われる項目を選別して報告
当日参加者に準備したもの
  • 会社概要・環境報告書
  • 発表原稿のハンドアウト(印刷物)
  • 飲み物
リスクコミュニケーション活動の公表状況 ホームページや環境報告書などで公表
リスクコミュニケーション活動を継続する
理由・効果
  • 地域住民と常にコミュニケーションを取り、信頼関係を築くこと。
  • 信頼関係を築くことで、事故時に住民と会話ができる状態ができる。
  • 住民から指摘されたことは、会社内でも話が通りやすく、設備改善につながりやすいため、環境管理の促進には効果がある

<リスクコミュニケーション活動に使用した資料>

<事業者情報>
会社情報 http://www.noe.jx-group.co.jp/
環境報告書等の情報 http://www.noe.jx-group.co.jp/csr/
所在地 神奈川県川崎市
立地 コンビナート
主たる業種 化学工業
主たる製品 エチレン、プロピレン、パラキシレン、LAB
規模(従業員数)*
  • 川崎地区:
    320人
  • 浮島地区:
    278人
届出物質数*
  • 川崎地区:
    16
  • 浮島地区:
    20
排出移動上位3物質*
■川崎地区
番号 物質名 全排出・移動(kg/年)
全排出 全移動 合計
大気 水域 土壌 埋立 下水 廃棄
337 4-ビニル-1-シクロヘキセン 0 0 0 0 0 0 170,000 170,000 170,000
400 ベンゼン 2,900 15 0 0 2,915 0 0 0 2,915
300 トルエン 1,400 0 0 0 1,400 0 0 0 1,400
合計 4,300 15 0 0 4,315 0 170,000 170,000 174,315
■浮島地区
番号 物質名 全排出・移動(kg/年)
全排出 全移動 合計
大気 水域 土壌 埋立 下水 廃棄
400 ベンゼン 4,300 350 0 0 4,650 0 0 0 4,650
80 キシレン 3,400 590 0 0 3,990 0 0 0 3,990
1 亜鉛の水溶性化合物 0 2,200 0 0 2,200 0 0 0 2,200
合計 7,700 3,140 0 0 10,840 0 0 0 10,840

*平成22年度PRTRデータ(平成24年3月公表時)

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