化学物質管理

株式会社クレハ いわき事業所 における代表的な事例(平成22-23年度)

株式会社クレハ いわき事業所 における代表的な事例

<平成22-23年度に実施した代表的なリスクコミュニケーション活動事例>
名称 第9回CSR地域対話集会
実施日時 2011年11月24日(木)13時00分~15時30分 (準備開始:2011年9月頃)
目的
<事業所におけるリスクコミュニケーション活動の目的>
「地域との共生」をテーマに、従業員と地域の方々と互いに良好なコミュニケーションを保ちながら、その基盤の上にたって地域社会の発展に貢献できるよう取り組んでいる。
<当該リスクコミュニケーション活動の目的>
2011年3月11日に発生した未曾有の東日本大震災及び4月11、12日の余震の影響により、弊事業所は甚大な被害を受けた。これまで弊事業所は地域との共存共栄の精神のもと、地域と共に発展し続けてきた。
このような中で、地域の復興は弊事業所の復興が不可欠であるとの認識に立ち、地域からの弊事業所に対する復旧への期待感や励ましもあり地域とともに、早期の復旧・復興に全力を傾注してきた。
その震災時の状況と対応や復旧・復興の取組などを説明することで、地域社会に安心感を与え、また信頼関係がより一層強化できるものと考えた。
場所 当該事業所内
実施主体 当該事業所
規模・参加者構成
近隣住民(自治会、町内会など) 60人
近隣の事業者 10人
自治体職員 10人
自社(当該事業所と他事業所の合計) 30人
近隣高校、地域団体等 10人
総数 120人
実施内容
会社・事業所紹介 15分
事業所の災害対策 60分
工場見学 30分
質疑応答・意見交換会 20分
社外協力者の講演(福島県環境センター) 15分
合計 140分
環境活動報告内容
  • 化学物質の排出量(PRTR制度など)
  • 騒音
  • 臭気
  • 排水処理
  • 地震、災害対策 :
    被害の想定範囲・規模、管理体制の変更点、住民への連絡体制、設備への対策
  • 温暖化対策や省エネ対策
  • 廃棄物対策
参加者からの質疑 地震、災害対策について
特徴的な取組
開催案内の方法
  • 自治会長への連絡
  • 近隣事業者への案内
プレゼン資料の作成方法 発表当日専用に集計加工
当日参加者に準備したもの
  • 会社概要・環境報告書
  • 発表原稿のハンドアウト(印刷物)
  • 飲み物
  • お土産
リスクコミュニケーション活動の公表状況 ホームページや環境報告書などで公表
リスクコミュニケーション活動を継続する
理由・効果
例年、化学物質を取り扱っている企業として、環境保全・保安防災・地域社会との共生等の取組や安全に関する適切な情報を開示し、地域との信頼関係を強固なものにしていくことを目的に開催している。
<事業者情報>
会社情報 http://www.kureha.co.jp/
環境報告書等の情報 http://www.kureha.co.jp/csr/index.html
所在地 福島県いわき市
立地 住宅隣接地域
主たる業種 化学工業
主たる製品 液体苛性ソーダ、メトコナゾール、クレメジン、フォートロンKPS、KFポリマー、カーボトロン、NEWクレラップ
規模(従業員数)* 768人
届出物質数* 26
排出移動上位3物質*
番号 物質名 全排出・移動(kg/年)
全排出 全移動 合計
大気 水域 土壌 埋立 下水 廃棄
181 ジクロロベンゼン 15,000 25 0 0 15,025 0 200,000 200,000 215,025
158 塩化ビニリデン 82,000
2 0 0 82,002 0 41,000 41,000 123,002
392 ノルマル-ヘキサン 41,000 0 0 150 41,150 0 6,000 6,000 47,150
合計 138,000 27 0 150 138,177 0 247,000 247,000 385,177

*平成22年度PRTRデータ(平成24年3月公表時)

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